auひかりを申し込みしてからキャンセルできるの?
- 勧誘で申し込んでしまった
- 評判の悪い代理店で申し込んでしまったらしい…
- キャッシュバックのない公式サイトで申し込んでしまった…
契約する前にauひかりのキャンセル方法は知っておきたいですよね。いざ、キャンセルするにしても「キャンセル料が取られるのでは?」「クーリングオフって使える」と不安ですよね。
そこで今回はauひかりのキャンセル方法と違約金、クーリングオフ制度に関して解説をすすめます。
auひかりのキャンセルは工事前なら無料
auひかりの説明事項ではキャンセルに関して以下のような解説があります。
宅内工事前の申し込みキャンセルは、お申し込みのプロバイダにお電話にてご連絡ください。 宅内工事の実施前に、ご連絡をいただいた場合、キャンセル料は請求しません。
宅内工事と記載がありますが、工事前と解釈してもらえればOKです。
また、マンションタイプですでに自宅内に光ファイバーが引き込みされており、auひかりが工事不要で使える物件の場合は、開通日前であれば無料でキャンセルできます。
auひかりに限らずどの光回線でも工事前のキャンセルは無料です。
代理店でキャンセル料を取られる?
auひかりのキャンセルは基本的に工事前なら無料です。
本来ならキャンセル料を取っていないのですが、auひかりの一部の代理店では請求する場合があります。
訪問してきた方がauひかりに加入するように勧めてきたので話を聞くことにしたのですが、私達にイイ話しかしないの「そんなうまい話ありますか?」と不信に思い聞くと「はい!今だけの特典で」など言われ加入してみましたが、今の住宅は賃貸物件なので不動産屋に許可なく出来ないことを伝えると「工事日程などの電話がかかってきますのでその際は持ち家と仰って下さい」と言われました。
その時点で怪しく思い、月額や加入特典での現金キャッシュバックサービスについて再度伺うと私達に話をしていた内容とは全く異なる内容でした。
キャンセルしたいと言うと解約金を払って下さい。
キャッシュバックした金額を返して下さい。
さもなくば弁護士を入れますなどなどの内容を夜21時~22時に2~3日おきに電話やメールしてくるのですが、auひかりはそうゆう会社なのでしょうか?
ここでキャンセル料を請求していますが、本来ならあり得ません。
高額なキャンセル料を提示してキャンセルをやめさせることを狙っています。工事を行ってしまえば代理店の管轄からKDDIへと移行します。訪問販売・勧誘、ショップ、代理店などは仲介なのでキャンセル料を取ることができません。
こうした悪質な事例もあるので用心してくださいね。
auひかりのキャンセル申込先
ayひかりのキャンセル料金を請求する悪質な事例もあることから、auひかりのキャンセルは代理店経由での申請はおすすめしません。
auひかりのキャンセルの申し込み先としてプロバイダと記載がありますが、申し込みしたばかりでわからない人もいるかもしれません。
そういった場合は、auひかりの総合サポートセンターに連絡をすれば良いです。
■KDDIお客さまセンター
一般電話から:0077-777(通話料無料)
※上記番号がご利用になれない場合:0120-22-0077
※オペレーター対応時間:9:00~20:00
早期の解約であれば、auひかりの申し込みフローは、申し込みから2,3日で工事日程調整の電話が入ります。この時点でキャンセルを申請しておきましょう。
auひかり 工事後のキャンセルは有料
auひかりの開通工事を行った後はキャンセルは有料です。
auひかり開通工事後は、本契約となるからです。
auひかりだけでなく全ての光回線は開通工事を終えると契約が結ばれます。その後のキャンセルは解約扱いとなり、回線工事費の残金や違約金を支払わなければなりません。
auひかり 違約金はマンションプランで10,450円。auひかり ホームで10,450円〜16,500円です。
参考auひかりの解約手続きの流れと注意点。違約金・機器はどうなるの?
一方で、悪質な業者で契約させた場合の救済措置としてクーリングオフ制度に似た初期契約解除制度という電気事業法があります。
auひかりの初期契約解除制度
光回線では強引な勧誘・契約から消費者を守るルール『初期契約解除制度』が2015年に追加されました。
これはクーリングオフ制度に似た制度で、開通または契約書類受領から8日以内の解約を無料で受けつけています。
auひかりの場合だとプロバイダとKDDIの両方から契約書類が発送され、いずれかの遅い方が有効となります。
しかし、無料で解約できるのは違約金部分だけです。
工事費や登録料、その日までの利用料は支払うため無料での解約ではありません。
auひかりの工事費はホーム41,250円、マンション33,000円。登録料3,300円+日割り計算の月額料。さらに、auひかりホームなら撤去工事が必須なので31,680円必要です。
ただし、初期契約解除制度は、消費者を守る観点から負担額の上限を設けています。
工事費用の上限は以下の通りです。
プラン | 工事費上限 |
ホームタイプ | 25,000円 |
マンションタイプ | 23,000円 |
※人員を派遣する場合、土日・休日は3,300円、夜間・深夜の場合は11,220円を加算可能。
つまり、auひかりで高額な工事費がかかったとしても上限は25,000円程度となります。
8日以内なら初期契約解除で解約金無料ですが、結局のところ高額な支払いが発生するためキャンセルするなら工事前がベストです。
工事が実施できない場合はキャンセル扱い
工事実施後でも例外的にキャンセル扱いになるのが、工事できない場合です。
工事できない事例
- 光ケーブルを通す配管がない
- 電柱が地下にある
- 建物自体が古くて通せない
- 電柱から建物に通すために隣の住宅を通す必要があった
(または道路の上を通す必要があった)
参考auひかりの申し込みから開通までの流れ・期間と3つの注意点
こういったどうしようもない状況では、auひかり 工事当日、担当者の判断で工事がキャンセル扱いとなります。
auひかり 工事の実施していますがキャンセル料はかかりません。
キャンセルするつもりがない方ばかりなのでこのキャンセルは評判が悪いです。
auひかりのキャンセル方法 まとめ
- auひかりのキャンセルは工事前なら無料
- 工事後のキャンセルは、工事費+違約金+撤去工事費がかかる
- キャンセルは基本的にプロバイダまたはKDDIに申請
auひかりの工事を実施するまでにマンションタイプで2週間、ホームタイプで1ヶ月以上あります。
それまでの期間であれば契約内容を見直して無料でキャンセルできます。
auひかりだけでなくインターネット回線の契約は長期的に使うものですから、冷静になって契約内容を確かめる必要があります。
工事日当日にいきなりキャンセルはできません。もし工事日程が近い場合は今すぐサポートセンターへ連絡を入れましょう。
auひかりは申し込み窓口によって満足度が大きく変わります。後悔のないネット契約をしてくださいね。