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ネット 繋がりにくい

今やインターネットは使えるのが当たり前でなくてはならないサービスとなりました。

普通に使えていたのに急に繋がりにくくなった。インターネットが使えない。と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

突然のことで何から対応すれば良いのかわからない方が多いかと思います。

そこで本記事ではネットが繋がりにくい、繋がらなくなったという方に向けて原因追求方法と解決策を紹介します。

ネットが繋がりにくい時の原因追求方法

今や生活必需品ともなったネットが、繋がりにくいまたは繋がらないとなると一大事ですよね。

でも意外とその原因は単純なことだったりします。

順を追って確認しながら試していきましょう。

今回は実際プロが行なっているもっとも効率的な方法を、誰でもわかりやすく噛み砕いて進めていきますね。

ポイントは、「宅内に引き込まれた光回線の末端から順に調べていく」事になります。

光回線の障害情報を確認する

まずは、契約している光回線の障害情報を確認しましょう。確認するところは公式サイト。なければリアルタイム検索(Twitterなど)です。

2018年5月2日に起きた『ぷらら』の障害は公式サイトの情報開示が遅く批判がありました。Twitterなどで『〇〇光 繋がらない』などで調べて見ると良いです。

もし障害だった場合は

  1. 一時的な障害なら解消されるまで待つ
  2. 大規模な場合で解消されない(DNS障害の場合)
    →Wi-Fi設定からDNSを8.8.8.8に設定

にて解消されます。

『Google PublicDNS』というパブリックDNSで優先DNSサーバー:8.8.8.8、代替DNSサーバー:8.8.4.4のどらかで使えます。

障害が終了すれば8.8.8.8を削除して自動設定に戻してください。

光回線にネットの信号が来ているか

まずは宅内に配線された光回線にインターネット信号が来ているかどうかを確認します。

・前面ランプで確認

光回線が接続されたONU(光回線終端装置)またはHGW(ホームゲートウェイ)などには前面にいくつかのランプがタテに並んでいるはずです。

このランプの「認証」「UNI」「光回線」「電源」のすべてのランプがついていなければ、ネットの信号すら宅内まで来ていないという事になります。

通常の状態

ランプがすべて点灯していれば、次の項目に進んでください。

+ ランプがついていない場合の対処方法

ランプが全部ついていない場合は、装置のAC電源を一旦抜き差しすることで再起動します。

約1分程度待ってもランプがすべて点灯しない場合は、装置自体のトラブルまたは光回線自体のトラブルも考えられます。

これは自分では対処できないので契約している回線事業者(フレッツ光ならNTT窓口)へ問い合わせします。

ただこの場合、次の料金面での原因も考えられるので、一応頭に入れておきましょう。

いずれにせよ、サポート窓口で原因がわかります。

回線の途中で障害があると判明した場合は、後日あらためての調査になることもあります。

■料金の支払いは大丈夫?

そもそも料金が支払われていないと、ネットは止められてしまいます。

口座引き落としなら通帳記帳での確認、振替用紙での毎月任意支払いなら身に覚えもあるでしょう。

・2回以上の料金延滞はヤバイ

ただ支払いが滞るといっても、支払期日や引き落とし日に入金確認ができないからといって、即止められるわけではありません。

1回目の延滞なら2回目支払日への合算請求や数日間置いた任意の期日までの催促など、郵送やメールで何らかの請求書が届くので、よほどそれらを見過ごしてしまわない限り「知らない間に未払いになっていた」なんてことは無い筈です。

いずれにしても、まずは料金の支払いを確認してみましょう。

・窓口ですべてがわかる

よくわからないという場合は、直接契約先の回線業者やプロバイダの窓口に問い合わせです。

フレッツ光でのNTT系プロバイダ(OCNなど)や光コラボの場合は、回線事業者が支払窓口なので問い合わせは一度で済ませられます。

ひとつ前の項目に出てきた光回線自体のトラブルの問い合わせで、この料金未払いが発覚することが結構多いです。

ここで支払いが完了し、入金が確認されたら回線を利用できるようになります。どちらに窓口にて確認を取るようにしておきましょう。

料金面も確認済み、光回線も無事復旧でONUやHGWのランプも全点灯で正常なのに、まだネットにつながらないという場合は、次の項目に進みましょう。

無線ルーターは正常動作しているか

ではWi-Fiを飛ばす側である無線ルーターを見てみましょう。

・前面ランプで確認

やはり前面のランプで確認ですが、無線ルーターの機種によって若干表記が違ってくるので、ここではバッファローのスタンダードな無線ルーターの表記で紹介します。

文字がマークになったりしている場合もあるので、よくわからない場合は取説等と照らし合わせてみて下さいね。

また無線ルーターの利用中のモードによってもランプの見方が違ってきます。

  • ROUTER(ルーター)モード-無線ルーター内でインターネット認証を行なっている。
  • AP(アクセスポイント/ブリッジ)モード-HGWなど元の装置でインターネット認証を設定し、無線ルーターはWi-Fi接続するだけの役割。
    (auひかり・NURO光などの接続に多いです。)

モードが把握できたら次の表で該当のランプを確認します。

http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/15902

項目が多くて少々難解ですが、要するに

  • 「POWER」「WIRELESS」ランプ緑点灯は必須条件
  • 「INTERNET」ランプは緑点灯していれば問題ないが、APモードでは点灯していなくても問題ない

という事です。

ランプ類が正常であれば無線ルーターまでは一応正常という事になります。

念の為他のスマホなどの端末があればWi-Fi接続してみてネットにつながればOK、PCがあるなら無線ルーターに有線LAN接続してネットにつながればOKです。

装置の再起動は結構イケる

ランプが正常に点灯していない場合は、無線ルーターを再起動します。

最近の無線ルーターにはpowerスイッチもついていますが、もっとも確実なのはAC電源の抜き差しでの再起動です。

この際AC電源を抜いてから出来れば約1分以上待ってからAC電源を差し込みます。

また間違っても「初期化」や「リセット」ボタンは触らないようにして下さい。

当初設定したインターネット認証や無線セキュリティの任意のパスワードなどの内容が、すべてクリアになってしまい、はじめから設定自体をやり直しなんてことにもなりかねません。

うまくいかなければ再起動を数度試してみましょう。

抜き差しの待機時間を少し延ばしてみたり、元のONUやHGWの電源もすべて一緒に再起動してみたりと、とにかく何度か試します。

この「機器の再起動」という方法は、ルーターに限らず色んな装置や端末で結構有効です。

無線LANルーターの可能性あり

それでもダメな場合は、無線ルーター自体のトラブルが考えられます。

「WIRELESS」ランプが消灯しているだけなら、PCを持っていれば、無線ルーターに有線LAN接続してみましょう。

ネットが使えれば無線ルーター自体のWi-Fi機能がおかしくなってるわけですが、スマホでは使えないという事になるので、やはり無線ルーターの修理/買い替えという事になります。

無線ルーターは熱に弱い

可能性のひとつとして、稀ですが「Wi-Fi機器の熱暴走」という事態も考えられます。

無線LANルーターを触ってみて熱く感じた場合は、一度電源を抜いたまま冷えるまで放置してください。再度、機器が冷えてから電源をつなげWi-Fiに接続できたら熱暴走です。

ことこうした半導体機器は熱に弱いものです。

PCなどでは冷却ファンが内蔵されていて強制冷却されていますが、見逃しがちなのは部屋の片隅に置かれた無線ルーターなどの装置です。

ちなみに動作中の無線ルーターを触ってみて下さい。結構熱くなっていませんか?

冷却ファンなどもなく、とくに風通しの悪い場所や密閉した棚の中などでは熱がこもります。

とくに夏場や西日の当たる場所などは、本体が異常なほど高温になるものです。ここで起こり得るのが「熱暴走」なのですね。

想定外の高温で、無線ルーターの動作自体がおかしくなってしまうという訳です。

Wi-Fiは飛んでるけど繋がりが不安定などの状態は、熱暴走によるものも考えられるので、今回の対処だけでなく設置場所などには注意が必要です。

参考Wi-Fiルーターはどこに置く?正しい設置場所で本来の力を発揮しよう!

さて、この本体再起動などによって無線ルーターが復活する場合も多々あります。

ランプが正常に点灯しているなら、スマホでWi-Fi接続してみましょう。

ネットが見えればここで解決、ダメな場合は次へ進みます。

他の端末から接続できるのか確認

光回線もOK、無線ルーターもOKなのに、やはりスマホには繋がらなかったり接続が不安定といった場合は、うまくいかないスマホ以外の別なスマホやPCなどの端末でWi-Fi接続を試してみます。

別の端末でうまくいくようなら、使っているのスマホ自体が怪しくなってきます。

ここでは念の為、先ほどの「再起動が有効」を念頭に、スマホの再起動も試してみましょう。

また別な端末でも繋がりが悪いようなら、可能性のひとつとして次のようなことも考えられます。

プロバイダ側の問題の場合もありえる

最近ではごく稀ですが、プロバイダによる「ISP規制」というものがあります。

参考通信速度が激減するISP規制とは?光コラボ選び前に知っておこう!

ISP規制をひと言で言えば「プロバイダによる通信規制」です。

これは同じプロバイダを利用しているユーザーのデータのやりとりが異常に混雑したり、特定のユーザーが大量のデータを扱い他のユーザーを圧迫する事態になった際に、プロバイダ側で速度制限をかけたり、極端な場合には切断規制をかけたりするものです。

自分のせいではなくても誰かのアクセスが原因でプロバイダが速度規制をかけるなんて、とんだ迷惑な話ですよね。

それでも実際規制がかかれば、やはりネットにつながりにくいという問題が起こる可能性があるわけです。

まとめ

記事内でも紹介しましたが、原因を探る効率の良い方法のポイントは「回線の上流から調べていく」ことです。

回線の上流から調べる3ステップ

  1. 光回線のネット信号が来ているか?
  2. Wi-Fi機器の故障ではないか?
  3. スマホの故障ではないか?

だいたい上記のトラブルシューティングで解消できます。

このようにひと口に「ネットが繋がりにくい」といっても、さまざまな原因が考えられるわけです。

実際リアルな社会生活でも例えば「河川が汚れている」となると、まずはその上流へと調べていきますが、回線の場合は光回線の装置から調べていくのが効率的です。

全部やったけどダメだった場合

回線業者に問い合わせても「問題なく使える」と言われ、機器の故障もない。設置位置も見直した。

でも、ダメだったという人はプロバイダや回線自体に問題あるかもしれません。

古くから使っているネット回線…例えば、ADSL・CATV系のネット回線・フレッツ光などでは最新通信技術も搭載していないでしょうから遅いのは当たり前です。どれだけ対策をしてもダメです。

古い回線を使っている方は、新しい時代に合わせた光回線への乗り換えで解決できるかもしれません。

乗り換えに申し込みや解約の手間はかかりますが、工事費無料や高額キャッシュバックを用意しているので乗り換えた方がお得になるケースが多いです。どうしても解決できない場合は回線を見直すことも検討してくださいね。

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