auひかりの申し込みから開通までの流れ・期間と3つの注意点

auひかりはauスマートバリューや高額キャッシュバックで人気の光回線で検討中の方も多いかと思います。

auひかりは携帯電話のように即日で使えるものではなく、新規申し込み、開通工事を経て導入できます。ただ、auひかりの公式サイトを見ても開通までの流れがよくわらかない人も多いかと思います。

そこでauひかりは申し込み後に開通までの流れ・期間を解説し、注意したいポイントを整理していきます。

auひかりの開通までの流れ

  1. auひかりの申し込み
    (お客様情報を登録)
    ↓約2~3日
  2. (賃貸のみ)auひかりの工事実施の承諾をもらう
  3. 工事日調整の連絡
    ↓約2〜3週間
  4. 「ご利用開始のご案内」と「宅内機器」のお届け
    ↓工事の2日前まで
  5. 工事(1~2時間程度)
  6. ★インターネット初期設定で開通

auひかりでは、以下のような開通工事を行います。

所要時間はホームタイプで2時間程度。マンションタイプで1時間程度で完了します。

工事には立会いでは、「光ファイバーの通す場所」と「光コンセントの設置場所」の確認を行います。多くの場合は『電話線の既存配管の利用』です。

ここで『電話線の既存配管の利用』ができずに、エアコンダクト・新規穴あけ必要となった際の確認として立ち会うようなものです。

より詳しい工事内容はこちらauひかりの開通工事の内容・時間・工事費をやさしく解説します

あとはHGW(auひかりのモデム)を説明書通りに繋げば、自動的に設定をしてくれるのですぐにネットを使えるようになります。

auひかりの開通までの注意点

auひかりを開通までに注意したいことは3点あります。

注意点1:賃貸の場合は事前交渉が必要【auひかりホームのみ】

賃貸物件でauひかり未導入の場合は、導入工事にて外壁に直径6mm、深さ33mmの穴を開けます。ちょうど以下の画像のような金具を取り付けます。

※導入済みマンションの場合は工事はありません

マンションタイプの場合はMDF室(マンション共有部)から室内への光ファイバーの引き込み+光コンセントの設置工事となります。

こちらのタイプでは外壁工事がありません。

ここでの解説では、利用するマンションにauひかりが導入されていない集合住宅の一部屋にホームタイプを導入する場合を解説しています。

個人持ちの戸建ならそのまま契約できますが、賃貸物件の場合はトラブル防止のため大家さん・管理組合に確認を取る必要があります。

賃貸物件では、auひかり導入前に戻せば良いので概ね通ります。

ただ、auひかりのホームタイプ・マンションタイプは申し込み後にわかることもあるので、

  1. auひかり新規申し込み
  2. auひかりを導入できるか確認
  3. 確認後、管理組合に交渉

といった流れが良いです。交渉方法は別途記事を用意しているので以下の記事をご覧ください。

参考auひかりの導入工事の大家交渉術。工事の許可をもらう頼み方

注意点2:工事できずにキャンセルされる場合あり

auひかりは、申し込みをできたとしても物理的に工事できずにキャンセルされる可能性があります。

注意ポイント

  • 光ケーブルを通す配管がない
  • 電柱が地下にある
  • 建物自体が古くて通せない
  • 電柱から建物に通すために隣の住宅を通す必要があった
    (または道路の上を通す必要があった)

auひかりのサービスエリアに入っていても、上記のような場合では引き込みができません。

例えば、auひかりの光ファイバーを引き込むために隣の土地を通さなければならない時、土地の所有者に許可を求めますが拒否されたら工事できません

よくある事例として私有地の電柱問題があります。

家を建てた時、私有地に電柱を設置する承諾書にサインしたのですが、その内容に移設の申し立てをしない事などが記入されていました。
ですが、団地以外に電線を引っ張らない等確認していたにも関わらず、団地以外の住宅地に電線を無理な状態で引き、私有地にある電柱が25度近く傾斜してしまいました。その為、新築2年程だった我が家の壁は電柱が傾いた事により、壁が損傷し、いつ電柱が倒れるかわからない状態です。

参考私有地にある電柱が問題発生

光ファイバーを引く際に私有地に電柱がある・私有地を通る場合は、嫌がられる可能性が高いです。

実際の事例

ただ、これらは実際に申し込みをしなければわからないんですよね。開通工事に来て工事ができず断念したケースもあります。

これらの場合はキャンセル費用はかかりませんが、一方的なキャンセルということで評判は悪いです。

また、この許可を取る段階で時間がかかることがあります。『工事できない→許可を求める→許可(または拒否)』

auひかりの工事が難しい場合は開通工事が遅れる。工事できずにキャンセルされる可能性があるので事前に知っておきましょう。

注意点3:auひかり開通までのWiMAXレンタルなし

ここまでの段階でauひかりの開通工事はなにやら時間がかかりそうだ。と理解できたかと思います。

他社回線だと、ソフトバンク光でネット開通までの期間にSoftBank Airの無料貸し出しを行なっています。

そこでauひかりでも…期待されるかもしれせんが、auひかりでは開通までの期間のWiMAXなどのモバイル回線無料レンタルはありません。

auひかりは最短1ヶ月程度で開通しますが、長期化することもあります。申し込み前に以下の対策を取って来ましょう。

  • 使っているスマホのデータ通信量を一時的に大容量に変更しテザリングを利用
  • 光回線の更新月からズレそうなら、2年更新しない(通常料金で支払う)
  • レンタルWI-FIを使っておく

auひかりの開通までの期間は1ヶ月。繁忙期で3ヶ月程度

auひかりの開通までの期間は調子よくに進んで1ヶ月程度です。(マンションは最短2週間程度)

繁忙期になるとなかなか工事日程が決まらない。auひかり導入までに難航する恐れがあり、他社回線の更新月で解約できなかった…という事態もおきます。

特に引越しや転勤の多くなる9月・10月、新生活が始まる3月・4月の申し込みは、光回線の申し込みが増えます。

auひかりを契約すると決めたらできるだけ早めに申し込みを済ませておきましょう。

-auひかり

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