IIJmioひかりは、フレッツ光網の光コラボレーションの一つで、格安スマホ『IIJmio』とのセット割が使える光回線です。
IPv6 IPoE接続を利用した次世代ネットワークが強みで通常よりもサクサクネットを利用できます。
ただし、高速化するためには別途オプション料が必要ため、やや割高になってしまいます。
このページでは、IIJmioひかりの速度・料金・評判について実際に使っている利用者の口コミを元に調査しました。
ちなみにIIJmioひかりよりもお得な光回線を知りたい!そんなあなたは以下のページを参考にしてください。
IIJmioひかりの基本情報
プラン名 | 料金 |
ファミリータイプ (戸建て) |
4,960円 |
マンションタイプ (集合住宅) |
3,960円 |
初期費用
- 転用:1800円
- 新規:800円
- 工事費
ファミリータイプ:18,000円(20ヶ月に分割請求)
マンションタイプ:15,000円(20ヶ月に分割請求)
無派遣工事(転用):2,000円
最低利用期間:24ヶ月
最低利用期間内での解約は違約金5,000円を請求されます。自動更新ではないので、その後いつ解約しても違約金は発生しません。
オプションに関して
- ひかり電話:500円/月(初期費用はありません)
- レンタル機器:300円/月
- IPoEオプション:800円/月
IIJmioひかりの評価
IIJmioひかりのメリットは、格安スマホのIIJmioの割引があることです。
IIJmioひかり+IIJmioの格安SIMサービスで『mio割』が適用されセットで毎月600円の割引が受けられます。
例えば、データSIMのミニマムスタートプランであれば900円なので月額300円〜で格安スマホを利用できる計算となります。
しかし、mio割は、IIJmio1契約に対して1回線のみの適用なので最大600円割引のみ。
一人暮らしでIIJmioを利用している方ならお得に利用できますが、家族でIIJmioを利用している場合、割引額は少ないです。
1契約のみの割引なのでややお得感は低めです。
【速度改善策】IPoEオプション(IPv6接続)を使う
現在、IIJmioひかりを利用している方であれば、IPoEオプションを使えば速度が改善されます。
IPoEとは、通常のインターネット接続方式のIPv4接続と次世代の接続方式IPv6を同時利用できる接続方式です。
詳しくは『IPv6接続オプションとv6プラスの違い何?速度は速くなるの?』にて解説しています。
現状のインターネット環境としては最高の環境と言えます。
- IPv4:遅い
- IPV6:速い
- IPV4・IPV6:IPv4とIPV6の空いているところを通るため最速
ただし、IIJmioの場合は、800円の有料オプションとして提供しており、専用機器を自前で用意しなければなりません。
- 格安スマホのIIJmioで安く出来た
- IIJmioでお得に割引(600円割引)
- IPoEオプションで速くする!(800円追加)
なら、プラマイゼロ。他社の光コラボと比較してもお得感は低めです。
IIJmioひかりの速度評価・口コミは遅い?
IIJmioひかりの評価・口コミを見ておきましょう。
IPoEオプションの関係上、使っている人、使っていない人に分けてみました。
IPoEオプションなしの速度
マジで勘弁と思うぐらいインターネットが遅い。
スマホのほうが速く、ADSL1.5Mbpsのほうが遥かに速い。
これ、どうにかならんのか・・・。
IIJmioひかりだけど、IPoEオプション入れないとダメなん・・・・? pic.twitter.com/VWcXkMqaSL— うぽぽ21 (@upopo21) 2017年10月22日
IIJmioひかり、FTTHなのに1Mbps切ってるとか、Wi-Fi OFFでモバイル通信した方が快適だぞ…。 pic.twitter.com/c67jeWWuAE
— fujitaka (@fujitaka) 2017年4月8日
IPoEオプションありの速度
土曜日23時台のIIJmioひかり(IPv4 PPPoE)下り36.2Mbps也。DS-Lite側は260Mbps程度出て、問題なし。260Mbpsという速度を見る度に、ルーターを買い替えればもっと速度が向上するのかもと思い、買い換えるべきか否かで悩む。 pic.twitter.com/l2tdoFWSmH
— 毛流麦花 (@marbacka42) 2017年5月5日
Check out my @Speedtest result! How fast is your internet? https://t.co/Oo1hoqkdse #speedtest
IIJmioひかり w/ IPoEオプション 朝から夜まで安定のちょっぱや pic.twitter.com/4oVa1R15w0
— あくらふ.7z (@Aqraf) 2017年3月27日
IIJmioひかりの速度はIPoEの有無に影響
一応、IIJmioひかりの設備増強は定期的に行なっています。
参考IIJmio光接続サービスにおける設備増強予定
(定期的に更新中)
ですが、口コミを見ればIPoE接続オプションの有無でかなり差がありますよね。
IPoE接続オプションは800円と光回線オプションでは高額な価格帯です。利用者が少ないのかこの点で差が出てくるかと思います。
ほぼ満足度は、回線速度の安定性に直結しているので相対的に見ると悪い口コミの方が多い印象でした。
IPoE接続がある回線と比較
IIJmioの公式ブログ(てくろぐ)は、NTT東西の網終端装置の混雑(IPv4 PPPoE方式・IPv6 PPPoE方式)の接続方法で混雑がボトルネックであり、IPoE接続が一つの解決策であると伝えていました。

http://techlog.iij.ad.jp/archives/1879
参考IIJmioひかりの混雑の理由とバイパス手段(IPoE・DS-Lite対応)(かなり詳しい解説があります)
ただ、この状況は他社でも一緒です。IPoE接続を提供している会社はいくつもあるのでいくつかピックアップして比較しました。
IIJmio | OCN光 | ドコモ光 (GMOとくとくBB) |
|
料金 | 4,960円 | 5,100 | 5,200円 |
IPoE接続 | 800円 | 0円 | 0円 |
合計金額 | 5,760円 | 5,100円 | 5,200円 |
接続機器 (WI-FI機器) |
有料 レンタルあり |
自前 | 無料 レンタルあり |
料金はIIJmioが安いのですが、オプション料を合わせると合計金額で最も高額となります。
接続機器としてWI-FI機器も自前で用意または有料レンタルしなければならないので、利用環境面でも負けていました。
IIJmioひかりの評判まとめ
IIJmioひかりは、IIJmioユーザーは割引があり・25ヶ月目から違約金が発生しないというメリットがあるものの
- IPoE接続は800円のオプション料が必要
- 接続に必要なWI-FI機器は自前で準備
(もしくは有料レンタル)
というデメリットがあるため、一般的にはおすすめできません。
IIJmioユーザーで全て統一したい人なら良いかもしれません。
ちなみにおすすめの光回線に関しては、以下の記事を参考にしてください。より最適な光回線が見つかるはずです。