光ギガ(ハイビット)の悪い評判の理由と解約手続きの注意点。最悪の場合の乗り換え先。

ハイビットが運営する光ギガについて紹介します。

光ギガはフレッツ光の回線を利用した光コラボレーションで、フレッツ光時代ではToppa!というプロバイダ事業を運営しています。

光コラボの中でも評判が悪く過去に2度、総務省から行政指導。NTT東西からは販売停止措置を受けています。

この記事では、知らないうちにハイビット光を使用してしまっている方に向けて、ハイビットが行政指導を受けた経緯と評判が悪い理由をお伝えし、解約手続きの注意点を解説します。

なお、お得な光回線を知りたい!と検討中のあなたは以下のページを参考にしてください。

では、目次もありますので、気になる項目から読み進めてください。

ハイビットが運営する光ギガについて

まずはハイビットの運営する光ギガについて簡単に料金体系などをまとめておきます。

プラン名 料金
光ギガファミリー 5,830円
光ギガマンション 4,620円

光ギガファミリー・光ギガマンション共に、光回線サービス+プロバイダ+セキュリティサービスを込みのサービスとなっています。

初期費用 3,300円
初期工事費用 屋内配線工事あり:26,400円(24回分割あり)
屋内配線工事なし:10,560円(24回分割あり)
無派遣工事:2200円
解約違約金 9,975円(不課税)
(24ヶ月の自動更新型)

ここまで見ると他の光回線となんら変わりのない回線で問題ないように思えます。しかし、行政指導を受けた後の改定料金で過去の料金プランはヒドいものでした。

光ギガ(ハイビット)の評判が悪い理由は行政指導

ハイビットの評判が悪い理由は総務省の行政指導をたどってみることにしましょう。

最初に行政指導が入ったのが、2015年2月27日。

最初の指導内容は、転用の電話勧誘において不適切な勧誘(利用者が申し込んだ認識がないのに契約先が変更される事案)があったとのことです。

+詳しい内容を見てみる

NTT東日本が提供する光アクセス回線サービスから本件サービスへの乗換え(いわゆる「転用」)の電話勧誘において、次のような不適切な勧誘事案が認められたことから、総務省は、本日、Hi-Bit社に対し、販売勧誘方法の改善を求める指導を行いました。

  • 利用者に十分な説明を行わない、又は利用者の誤認を招く説明を行うことにより、利用者において転用の申込みを行った認識がない、又は不十分であるにもかかわらず、転用の手続が進められた事案
  • 利用者に十分な説明を行わない、又は利用者の誤認を招く説明を行うことにより、利用者において本件サービスの提供主体がHi-Bit社であるとの認識がない、又は不十分であるにもかかわらず、転用の手続が進められた事案
  • 強引な勧誘により、転用の手続が進められた事案
  • NTT東日本が利用者本人以外の者による転用承諾番号(NTT東日本又はNTT西日本が提供する光アクセス回線サービスから、サービス卸を受けて提供されるサービスへの乗換えに当たって必要となる番号をいいます。以下同じ。)の発行の申込みを認めていないにもかかわらず、Hi-Bit社の代理店がNTT東日本から転用承諾番号の発行を受け、転用の手続が進められた事案

参考光アクセス回線サービスの卸売を受けて提供するサービスへの転用に係る販売勧誘方法についての株式会社Hi-Bitに対する指導

ハイビットの事例以外にも代理店による強引な勧誘事案が発生したため、電気通信サービスの消費者保護ルールの見直しがされることになりました。結果、8日以内で違約金なしで解約できる初期契約解除制度が導入されます。

それまでの経緯は総務省資料で解説しています。

参考光回線の卸売サービスに係る消費者保護の取組  (Hi-BitとU-NEXTの2社による不適切な 電話勧誘の事案の苦情 について解説あり)

こういった経緯があるにもかかわらず2度目の行政指導(正確には警告)が入ります。

2度目の指導内容は、電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第26条違反を含む不適切勧誘が認められたとのこと。

+ 詳しい内容をみて見る

Hi-Bit社又は同社の代理店による本件サービスに係る電話勧誘において、次のような、電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第26条違反を含む不適切勧誘が認められたことから、総務省は、本日、同社に対し、是正措置等を求める行政指導(警告)を行いました。

  • 転用によって契約先がHi-Bit社に変更されることが説明されていない、又はこれについて虚偽の説明が行われている。
  • NTT東西からの連絡であると誤認させるような紛らわしい、又は虚偽の説明が行われている。
  • 本件サービスの提供に当たってNTT東西の設備を用いること等を殊更に強調し、「ご安心ください」などと述べること等により、NTT東西との契約関係が残ると誤認させるような説明を行っている。
  • 利用者を電話で誘導しながら、NTT東西のウェブサイトに契約者情報を入力させ、転用承諾番号(※)を取得させる中で、ウェブサイト上の注意事項について虚偽の説明を行い、又はウェブサイト上の注意事項を読み飛ばさせ、「同意する」の欄にチェックを入れさせる等して取得手続を進めさせている。
    ※ 東西が利用者に対して発行する、転用に当たって必要となる手続用の番号
  • 利用者が現在支払っている料金を確認せずに、「今よりも安くなる」などと断定的に案内しつつ、インターネットの検索代行等を内容とする複数のオプションサービスに加入させ、合計額では、現在の契約よりも高額な契約を結ばせている。
  • 「切替費用」と称する内容の不明確な経費を36回の分割払いで契約させ(金額は、23,400円や43,200円など場合によって異なる。)、これが何のための経費であるか説明されていない
  • 3年間の期間拘束契約が自動更新されることが利用者に理解できる形で説明されていない。

参考光アクセス回線サービスの卸売を受けて提供するサービスに係る販売勧誘方法についての「株式会社Hi-Bit」に対する行政指導(警告)

簡単にまとめると

  • NTT東西の設備を使うことを強調
  • 今より安くなると説明し、不要なオプションをつけさせた
  • 内容の不明な「切替費用」(23,400円や43,200円)を分割支払いさせた

の3点です。

中でも悪質なのは「切替費用」です。事務手数料とは別に徴収されているので全く意味がわからないモノでした。

こういった経緯から、解約時に『違約金9,975円+切替費用の残債(30,000円前後)』を支払う形となり悪い評判が立ち並ぶことになりました。

光ギガ(ハイビット)の評判・口コミ

光ギガ(ハイビット)の口コミは速度・契約内容に関するもの・勧誘といくつかあったので整理しておきます。

光ギガの評判をまとめると

  • 速度が遅い
  • 勧誘電話や詐欺契約がひどい
  • 料金が高い

と悪い口コミが多いです。

光ギガの速度が遅い

ハイビットの速度は1Mbps前後であるとの口コミが多くありました。スマホの4G回線の方が早い。なんのために5000円支払っているのか…というものも。

ハイビットから勧誘。最近はウォーターサーバー

ハイビットで探して見ると電話で勧誘が来たというものがいくつかありました。

最近の傾向としては、「光回線の調子はどうですか→ウォーターサーバーを紹介…」という流れのようです。

以前の勧誘事案もあるため評判は良くありません。

光ギガ(ハイビット)の解約方法と注意点

光ギガ(ハイビット)の解約方法を事例別に紹介します。

勝手に契約させられた場合

総務省の行政指導が入ったのが2015年時点ですが、2017年時点でも勝手に契約されていたことに気付く方もいらっしゃいます。

ハイビットと言う会社に嵌められました

元々フレッツ光でインターネットを契約したのですが解約の電話をしたところ、2015年1月26日にハイビットと言う会社に勝手に切り替えられていた事が発覚しました。
ハイビットに電話すると解約するのに3年の契約期間を満たしていない為違約金が発生すると言われました
ちなみに当初フレッツ光の契約期間は2年間でした
何故今まで気付かなかったかと言うと請求書は以前と変わらずNTTからの請求だったからです
そもそも契約に同意していないし契約した後の書類なども何も届いていません
知人に聞くと同じく以前にハイビットと言うところに勝手に切り替えられていて揉めた事があるそうです。

参考Yahoo!知恵袋

フレッツ光のプロバイダでToppa!を使っていた方は要注意です。

発覚しているだけでも氷山の一角でまだまだ埋もれている事案はたくさんあります。

こういった身に覚えのない契約だった場合は、行政指導時に開設された電話番号にお問い合わせしてください。

お客様苦情専用窓口

0120-338-309

受付時間 10:00~18:00(年末年始を除く)
※通常の解約窓口とは異なります。

参考Hi-Bitからお客様へ

「身に覚えのない契約だったこと。説明されていない。」など、しっかり伝えて違約金無しで解約できるようにしましょう。

ハイビットが対応しないなら消費者センターへ

もし、対応してもらえない場合は、消費者ホットライン・最寄りの総合通信局へ相談し対応してもらいましょう。

消費者ホットライン:188

+ 総合通信局の電話番号

総務省 電気通信消費者相談センター 03-5253-5900 平日9時30分~12時、13時~17時
北海道総合通信局 011-709-3956 平日9時~12時、13時~17時
東北総合通信局 022-221-0632
関東総合通信局 03-6238-1935
信越総合通信局 026-234-9952
北陸総合通信局 076-233-4429
東海総合通信局 052-971-9133
近畿総合通信局 06-6942-8519
中国総合通信局 082-222-3376
四国総合通信局 089-936-5042
九州総合通信局 096-326-7862
沖縄総合通信事務所 098-865-2302

通常契約の場合

行政指導が入ったあとでしっかりと説明をされた場合は、通常の解約方法となります。

こちらは、解約することを電話ですればOKです。

『アカウントID・契約者名』が必要なので事前に確認しておきましょう。

光ギガサポートセンター

0570-064-102

受付時間10:00-18:00

ただし、解約対応も良くないようであまり良いクチコミはありません。

事前にご理解の上でかけてくださいね。

ハイビットに電話が繋がらない場合

もし電話が繋がらない場合は、プロバイダ 「Toppa!」宛ての番号がいくつか電話番号を用意されているのでこちらにかけてみてください。

名称 新電話番号
(ナビダイヤル)
受付時間
Toppa! サポートセンター 0570-783-108 10:00〜18:00
(年末年始除く)

ダメだった場合はこちら↓

名称 新電話番号
(ナビダイヤル)
受付時間
Toppa! モバイルサポートセンター 0570-783-407 10:00〜18:00
(年末年始除く)
Toppa! マルチパスポートサポートセンター 0570-666-907 10:00〜18:00
(年末年始除く)
Toppa! タブレットサポートセンター 0570-783-542 10:00〜18:00
(土日・祝日・年末年始除く)
Toppa! スマートフォンサポートセンター 0570-783-701 10:00〜18:00
(年末年始除く)
プレミアムTV映像カスタマセンター 0570-666-168 10:00〜18:00
(年末年始除く)
お困りサポート 0570-666-743 9:00〜20:00
(年末年始除く)

光ギガ(ハイビット)で困った時は違約金負担あり光回線で相殺する

ハイビットの光ギガで解約金が発生する場合は、違約金を負担してくれる光回線へ乗り換えをおすすめします。

これは、消費者センターへの相談が面倒な人、契約内容を理解した上で契約してしまった人向けの方法です。

使い始めてから不満足。他社回線へ乗り換えたいけど…と考えている方は違約金を負担してくれる会社に乗り換えてください。※別途キャッシュバック特典あり

参考光回線の違約金・工事費負担のあるプロバイダランキング

光ギガ(ハイビット)まとめ

光ギガ(ハイビット)は以前に比べれば料金体制は改善していますが、別途勧誘を行なっていたり、肝心の光回線の品質部分で他社に劣ります。

わざわざ契約する必要もないかと思います。

また、勝手に契約させられていた場合は当サイトで記載している解約方法で違約金無しで解約をしてくださいね。

ちなみに乗り換え先は以下の記事を参考にしてください。今後数年お得に使える光回線が見つかるはずです。

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