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通信速度が激減するISP規制とは?光コラボ選び前に知っておこう!

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インターネットを使っていると特手の時間帯になるといつも遅い!

こんな経験をしたことは誰もがあるかと思います。この遅くなる原因は、いくつもありますが、ひとつの要因としてISP側(プロバイダ)の通信規制かもかもしれません。

この記事では速度の遅くなる原因、ISP規制について解説していきます。

ISP規制とは

そもそもISP規制とはひと言でいえば「ISP(Internet Service Provider )つまりプロバイダによる通信規制」のことです。

ここで「ン?毎月料金も払っているのになんでプロバイダが通信規制しているの?しかもそれが原因でスピードが落ちているかもなんて」となりそうですよね。

ところが実際、同じプロバイダを利用しているユーザーの誰かが異常に大きなデータのやりとりをして他のユーザーの通信を圧迫したり、それがひいてはウイルス感染などの悪影響を与える可能性があるなどとなりそうな場合に、プロバイダの判断で通信規制をかけることもあります。

これらの規制は、一部摘発されるなどしてニュースでも話題になったWINNY、P2Pといったファイル共有ソフトなどでの一部ユーザーによる大量データ通信での回線占有により、他の利用者が大きく影響を受け社会問題にまでなったことに端を発しているのです。

こうしてプロバイダが、利用者全体の健全な通信状態が維持できるよう、常に監視し管理しているわけですね。

ISP規制の種類

このISP規制にも、データ通信の何に対してをどのように規制するのか、大きく3つの種類に分かれています。

ざっくり紹介するので、ポイントをつかんでみて下さい。

+ 速度規制:全利用者の転送量を制限する規制

プロバイダの管理するネットワーク全体で一定のデータ転送量を超えた場合に、全利用者の転送量を制限する規制です。

  • 特定のアプリによるデータ転送量が一定量を超えた場合に、転送量を制限する。
  • 特定のポート(データ転送の為のゲートのようなもの)に対する転送量を制限する。

このようにデータ量を超えさせる要因によって、転送量を制限するわけです。

出来る限り利用者全体に影響が出ないように、まずは特定のアプリなのかポートなのかを見極め判明すればそれのみを規制。よくわからない場合はとりあえずネットワーク全体で制限をかけちゃえ。

という野蛮なものなのですが、致し方ないとの見方もあります。

速度規制というよりは「転送量規制」と表現した方が的確なのですが、いずれにせよ転送量を制限することで利用者にとっては結果「速度が遅くなる」つまり「速度規制」というわけですね。

とくにひとつ目の「全利用者の…」という部分がポイント。

原因不明で速度が落ちるのは、これが原因かもしれません。

+ 切断規制:通信を切断してしまうもの

速度規制をさらに厳しくしたものが切断規制、つまり転送量の制限どころか通信を切断してしまうものです。

  • 一定のデータ転送量を超えた場合に通信を切断する。
  • 特定のアプリを使った通信を切断する。

制限にとどまらず「切断」ですから、かなり思い切った措置ですよね。

健全な利用者にとっては速度が遅くなるどころかほとんど使えなくなるわけですから、逆にクレームになってもおかしくないような規制です。

+ ポート規制:特定のアプリが使用するポートを遮断

ポートとは建物でいえば出入り口のようなもので、どの扉から出入りするのかという事です。

データ転送に利用されるいくつかのポートのうち、特定のアプリが使用するポートを遮断し出入りできなくするわけです。

当然このポートからはデータ転送が出来なくなり、全体への影響が回避されるという事なんですが、この施策にも問題があります。

通信の秘密の侵害について

ISP規制には大きく3点があげられますが、とくに「切断規制」と「ポート規制」は「特定のアプリ利用を割り出し規制をかける行為」が、総務省から「通信の秘密の侵害」にあたるとされ、これらの規制がとられなくなりました。

利用者全体のベストエフォート(阻害の無い最善の状態)を目指すための前向きな規制が、ある意味個人情報保護に影響するかもしれない。

なんともイタチごっこのような皮肉な話ですが、なかなか難しい点もあるようです。

かくして現状は各プロバイダの方針によって、「通信の秘密の侵害」を当たらない形で規制をかけているわけなのですね。

プロバイダによるISP規制

じつはこのISP規制、プロバイダによって規制の度合いが違ってきます。

どの規制をどの程度かけるかは法で定められているわけでもなく、あくまでプロバイダごとの内部事情や方針です。

それが利用者獲得にも、はたまた悪評となり利用者減少にもつながってくるなど以降の戦略にも関わってくるわけです。

そんなことから規制の度合いによるプロバイダの良し悪しも一概には言えません。

では早速、規制の度合いがランク付けされ仕分けられているわかりやすいリストがあるので紹介しておきましょう。

ランクAがもっとも緩くB、C、問題外と分けられています。

次のサイトを参考にしてみて下さい。

参考ISP規制情報「プロバイダランキング」

これを見ると、例えばauひかりのau one net(旧DION)やソフトバンク光のYahoo!BB、NURO光のSo-netなどは緩いのぼり規制のランクB。

NTTグループのOCNや、同じソフトバンクでもY!mobileなどは規制の厳しいランクCなどとなっています。

ただこれらのランクや内容はあくまで表向きの解答や名目であって、実際のところは不明といわれています。

表のデータを見てそのまま鵜呑み&判断するのは少々尚早かもしれません。

P2P規制に着目

またこれらのISP規制のうちもっとも大量のデータ伝送で問題となる、「P2P(ピア トゥ ピア)」という複数の端末間で直接データをやりとりする特定の通信方式に対し規制をかける「P2P規制」の有無や程度について着目することが大切です。

ISP規制は、さまざまな要因をターゲットに目的に応じた規制をかけるもの、なかでもとくに阻害の最大要因ともなるのがP2Pによるデータ転送です。

こうしたことから今ではISP規制はP2P規制と表現されています。

P2P規制(ISP規制)をかけていないプロバイダ

じつはこのP2P規制をまったくかけていないプロバイダも存在します。

どれも全国版で希少とも言われていますが、

現状明らかなのはこの3社で、大きなバックボーンではないですが一部のマニアではP2Pとの理由で人気です。

またNURO光も該当すると言われていますが、その分「帯域制限」というものがかけられていて、純粋に規制がないとは言い切れないようです。

ちなみに、この3つのプロバイダは光コラボではなくプロバイダなんですよね。

だから基本は『フレッツ光(光コラボでもOK)+プロバイダ』となります。

3社を比較すると次のような結果となりました。

サービス名 かもめ
インターネット
府中
インターネット
チョッパヤ!
ネット
料金
2,191円

1,814円

2,191円
初回支払い
3ヶ月分

1ヶ月分
+初期費用

1ヶ月分
初期費用
0円

2,500円

2,500円
縛り
なし

なし

なし
返金対応
25日以内

なし

なし

万が一満足できなかった際の全額返金対応の『かもめインターネット』が優秀ですね。

今使っている回線を解約せずにプロバイダを契約し、接続設定を切り替えればOKです。

今使っているプロバイダに+2000円されるので、ちょっと高くなりますが、規制なしでインターネットが使えるのでストレスとは無縁です。

気に入ればそのまま継続利用して、プロバイダを一本化すればよいですね。

きついISP規制で本当に困っている方は『かもめインターネット』で試してください。

かもめインターネット

公式サイトかもめインターネット

光コラボ選びにはISP規制の厳しさに注意しよう

ISP規制はプロバイダがかけていて、しかもその度合いもプロバイダごとに違うことをお伝えしました。

こうしたことから、光回線を利用するならできる限り規制の緩いプロバイダを選びたくなりますよね。

ただそうなると、プロバイダがあらかじめ決められていたり、いくつかの中から選択するパターンの「光コラボ」では、プロバイダ選びの自由度が限られてしまいます。

そこでこのISP規制をどう受け止めるかが、利用者の判断になります。

  • 規制が厳しければ、もしかするとそれが速度低下の原因の可能性あり
  • でも規制が緩いと、ある意味また無法地帯になってまた影響を受ける可能性あり

とくにオススメという事ではないですが、どちらかといえば規制が厳しすぎないプロバイダの方が「速度低下の要因を少しでも排除」するためには良い。

シェアや人気の高い大手プロバイダは、多くのユーザーをかかえ日々そういった面でも出来る限りニーズに応じた対応を模索し、常に最大公約数での運営を目指しているでしょう。

そういった視点から、光コラボの大手プロバイダが打ち出しているISP規制の情報を参考にしておきましょう。

■光コラボのプロバイダによる規制情報

ISP名
(プロバイダ名)
規制内容 リソース
OCN 通信量が特に多いお客さまの通信速度を他のお客さまと同レベ ルまで自動的に制御
クラウドなどで利用するため、上限30GB/日を撤廃。
OCN
BIGLOBE [Winny(ウィニー)、Share(シェア)など]利用時の帯域制御を実施 BIGLOBE
Plala セキュリティサービス「ネットバリアベーシック」を標準提供している対象の接続サービスにおいて、「Winny(ウィニー)」「Share(シェア)」などのファイル交換ソフトのご利用に対し、帯域制御を行っております。 Plala
@nifty お客様が利用する通信設備において通信経路が混雑した場合、同じ設備を利用しているお客様のうち、著しく通信量が多いお客様から順に、通信速度を一時的に制御する取り組みを実施します。 @nifty
Yahoo!BB 不明(記載なし) 規約
BBエキサイト 他のお客様のご利用に明らかに影響を及ぼすようなご利用をされている場合、BB.exciteサービス利用約款に基づき、サービスの一部制限または停止を行う場合がございます。 BBエキサイト
So-net
(auひかり)
1 日あたり 30 GB 以上のデータを継続的にインターネットに送信しているお客さまを対象に、上りデータ通信の最大速度を一定水準に制限します。 So-net
So-net
(NURO光)
 弊社は、一の通信について、その通信時間が一定時間を超えるとき、またはその通信容量が一定容量を超えるときは、その 通信を制限、もしくは切断することがあります。
・ 弊社は、お客さまの利用の公平を確保し、NURO光コースを円滑に提供するため、動画再生やファイル交換(P2P)アプリケー ション等、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手順を用いて行われる通信について速度や通信量を制限することがありま す。
NURO光

公式データを中心に調査しましたが、具体的な数値としては30GB/日が多い印象でした。

また「不明」や「未公開」というのも、先に紹介した規制ランク表とも似た部分がありますが、絶対ではないということです。

それだけこのISP規制に関しては、それにより利用者の増減にもおおいに影響するので、プロバイダとしてもどこまでどう規制するのかまた公表するのかの紆余曲折が垣間見えてきます。

利用者にとってはあまりあてにならないこのデータですが、大よその目安にする程度なら役に立つでしょう。

【最近の傾向】接続方式が原因で速度低下を引き起こしている

速度低下の要因としてISP規制について解説をしてきました。しかし、もう一つ注目してほしいことがネットの接続方式です。

スマホ利用者が増え爆発的にネット利用者が増えた今、ISP規制よりも接続方式による速度低下問題がより深刻化しています。

それは、通常のネット接続方式『IPv4 PPPoE』では、回線の認証で混み合ってしまい速度低下を引き起こしているものです。

http://techlog.iij.ad.jp/archives/1879

なんだかわかりにくいですが、プロバイダ側ではどうしようもないようなことで、通信業界全体で起きている問題です。

注目して欲しいのは接続方式を変えれば速度制御の対象外にすると宣言しているプロバイダがあることです。

IPv6アドレスにてインターネット接続されている場合は、本通信速度制御の対象外です。

参考@nifty

IPv4 PPPoE?何それ?って方に向けて別途記事を用意しているのでこちらも合わせて読んでください。

まとめ

今回紹介したISP規制は、あくまで速度低下のひとつの要因の可能性に過ぎません。

速度低下の要因としては他にも、

  • 回線自体が混み合っている。
  • サーバーなどのバックボーンが弱い。
  • 宅内の装置や端末に問題がある。
  • 特定のサイトの作りに問題がある。

などなど、さまざまな原因が考えられます。

色々と改善手段を試し、それでも改善しない場合は思い切って回線事業者やプロバイダ、またハード面も含めたネット環境の見直しが必要になりそうですね。

-基礎知識

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